都会人の田舎に対する重大な誤解

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みなさん、こんばんは。
東京でずっと仕事してけれども、何かを機に故郷に戻るということもあるかと思います。
私は子供を育てるなら東京より地元の新潟がいいなという思いで新潟に戻ってきました。
ただ、私には嫁も子供もおりません。
高校生までは新潟で暮らしてましたが、その後はずっと東京だったので大人になって地元に戻って初めて知ることも多いです。

今日は東京から新潟に戻った私個人の感想を交えて話していきたいと思います。
(すべての地方があてはまるわけではありません)

田舎暮らしのイメージ

みなさんは田舎暮らしにどんなイメージをお持ちでしょうか。

・暮らしやすい
・海や山など自然が豊かで伸び伸び生活できる
・物価が安い
・時間がのんびりしている
・近所の人が野菜をくれたりする

もしかして、こんなイメージ持ってたりしませんか?
芸能人の地方ロケなどを見たり、地方移住者のブログなどを読んだりしているのでしょうか。

ただ、「田舎暮らし」とか「田舎 移住」とかを検索すると「失敗」「後悔」などといったキーワードも多く見られます。
理想や想像だけで田舎に移住するのはおすすめできません。
この記事は田舎暮らしを否定するものではなく、田舎暮らしを考えている方に参考にしていただき、素敵な田舎ライフを送って頂きたいと考えています。
「老後は・・・」などと考えてる方などもいらっしゃるかと思いますが、是非田舎の現実を知ってから計画を立てられることをおすすめします。

みんな、これが分かってない!

物価が安い

これ、ものすごくあります。
具体的に書きますと、確かに地価は都市部に比べ安いです。
ですから家賃などは数万円安くなります。

以上です。

というわけにもいきませんよね。
基本的に食品や日用品、都市部と変わりません。
日々購入する商品が都市部より安いということはありません。
むしろ都市部のほうが住宅街の駅近くにスーパーがいくつかあったりして価格競争してます。

「でも家賃安いならトータルでやっぱ安いじゃん?」

こんな声が聞こえてきます。
まず、田舎なので公共交通機関がそれほど発達していません。
数百メートルおきに駅があるわけではありません。
車は必須です。

・自動車購入代
・自動車税
・ガソリン代
・車検代
・自動車保険料

駐車場が含まれていない物件の場合、別途駐車場を借りる必要があります。
もし将来田舎暮らしを想定しているのであれば、免許は絶対に取得しておきましょう。
仕事どころか日常生活が出来ません。

また、私は新潟ですのでこれとは別に

・スノータイヤ(スタッドレス)購入費

がかかります。
自分でタイヤ交換が出来ない人はタイヤ交換のお金も毎年かかります。
(私は自分で交換してます)
さらに新潟という豪雪地帯ですのでエアコンの暖房では冬は越せません。

・灯油代

が冬場はずっとかかります。
また東京では一度も払ったことない!という人もいらっしゃるかと思いますが「町内会費」というものも存在します。
ですから、田舎暮らしするときは資金についての話がよく出て来るわけですね。

結論:支出は田舎に行っても安くならない

のんびり自由に生き生きと生活できる

田舎はFace to Faceが基本です。

結論:人様にどう見られているかこれまでの10倍以上気にすべし!

噂はあっという間に流れます。
良い噂も悪い噂もです。
ですが、より人の興味をひくのは悪い噂のほうでしょう。
俺イズムを貫けない場合は人にどう思われてるかしっかり様子を伺いながら、その後のフォローにあたるべきです。
私は住んでるところではそこまでひどくありませんが、本当にもっと田舎に行くとプライバシーはほぼ0!というところもあるようです。

自然が豊か

これはあります。
自然が豊かです。
漁港町に行って浜焼きを食べたり、山でキャンプしたり楽しいです。
キャンプは月1ぐらいでしてます。
しょっちゅうアウトドアする人にはいいかもしれないですね。おすすめです。
それに新潟ならスキーもスノボもたくさん出来ます。
ただし、年に数回程度だよーという方・・・いらっしゃいますよね。

結論:でも東京に住んでても出来る

時間がのんびりしてる

時間がのんびりしてます。
とまってるんじゃないかと思うほど。
IT業界にいて、これまで散々「情報技術が時間と距離の壁をなくした」と思っていました。
・・・思っていました。

しかし、それは暮らしや生活のレベルまでには至ってません。
久しぶりに帰郷すると「だいぶ変わったなぁ」という印象を抱くことも「相変わらずだなぁ」と思うこともあるかと思います。
その「相変わらずだなぁ」です。

ちなみに地方がよく見かける「シャッター街」。
これよく問題になりますよね。
地方創生とか地域活性化とかずっと流行ってるキーワードです。
シャッター街がさらに進化するとどうなるか。

昔は栄えた駅周辺の商店。
それが廃れシャッター街に。
気がつけば、電車やバスを利用する人に使いやすいようになるために、駅の近くは公共施設と予備校だらけになっています。

お店などは広く安い土地を求め、駅から離れた場所に作られます。
問題ありません。交通手段は全員車なので。

東京から戻ってきた当初、とにかく周りの人に聞きまくりました。
同年代の友達も含め、行政にも話を聞きました。

「地方は産業が10年遅れている」

これは私が言われた言葉です。
皆さん、安心してください。
この言葉間違ってます。

結論:地方は産業が20年遅れている

東京でよく見た光景。
隙間時間さえあればビジネス書籍を読んだり資格試験の勉強をしてるビジネスパーソン。
仕事が終わって疲れているにも関わらずセミナーや勉強会に参加し、自身のスキルを磨こうとするビジネスパーソン。

田舎は善くも悪くもオンとオフがハッキリしています。
勤務時間以外に仕事に関することはしない!!!!

東京から地元に戻った50代ぐらいの人が言ってました。
「こんなに働かなくて大丈夫なのかと不安になった」

近所の人が野菜をくれたりする

ないです。

結論:たぶん住んだところの周りの人との関係性次第

それ以外ってどうなの?

そうですね。

収入

例えば最低時給とか見てわかるように地方は給料安いです。
とくに女性とか安いです。

知り合いの女性で地元の専門学校を出て正社員で入社し今年で入社9年とかそんぐらいの方がいますが、手取りで月14万円ぐらいでしょうか。

特殊な例?
いや、結構普通なんです。
私も東京に住んでたら「そんなアホな」「どうやって生活するの?」と思ってたと思います。

行政の方いわく、地元に戻られた方は収入がだいたい1/2ぐらいになるとか。

結論:真相は田舎にくればわかる

娯楽・イベント

それはもちろん東京に比べれば少ないです。
少ないor無い、です。
娯楽があっても、車がないと厳しいので、18歳未満の学生たちはどこでデートしてるんでしょうか。
東京ではよく飲みに行ってましたが、こっちは帰りが車なので、気軽に飲みに行くのも憚られます。

イベントやセミナーに関しては質のいいものはほとんど東京ですね。
私は東京まで行ってます。

結論:自分オリジナルの娯楽を作ることが大事

メリット

良いところも書きましたが(自然が豊か)、これだけだとそんなにいい印象がないのでメリットがなさそうに見えます。
しかし、そんなことはありません。

時間がゆっくりしている

産業が20年遅れてると書きましたが、悪いことだけじゃありません。
「退職金制度」や「賞与」などがある会社が多いです。
逆に年俸制はあまり見ないですね。

仕事のオンオフがしっかりしてるのでプライベートが充実できるかもしれない。

生き生きと生活できる

悪い噂などはすぐに流れると書きましたが、それほどまでに交友関係は濃厚です。
都市部ほど人がいるわけではないので、一人一人との関係性がこれまで以上に重要になってきます。
あなたも重要な人になるチャンスです!

収入・娯楽

お金にならないプライスレスなあなただけの特別な価値を見つけてください。
毎週、キャンプやスキーやスノーボードしたいなんて人にはいいかもしれません。

何かできそう

よくわからないですが「何かできそう」な気持ちになります。
同時に「何とかしないと」という気持ちにもなります。
「何かよくわからないけど何かしたい!」という強い志を持ってる方には田舎暮らしおすすめです。

まとめ

以上いかがだったでしょうか。
こんな記事を書いたら地元に私の居場所は残っているのでしょうか。
それとも悪い噂が飛び交うのでしょうか。
もしくは噂にすらならないのでしょうか。
よく分かりません。

以上、個人が実際に見聞きし体験した内容などを踏まえて田舎暮らしの現状を書いてみました。
参考になれば幸いです。


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