サーバー・ドメイン・IPアドレスってなに?
昔はIT業者だけが専門用語を使い、お客様の前では専門用語を使わずわかりやすく説明するという風になってましたが、今は情報リテラシーという名で、基本的な用語は一般的な社会常識として認識されるようになりました。
もちろん聞けばどんな意味なのか説明してくれる方がほとんどですが、お客さんとしては聞きにくい時とかありますよね。
ですのでよく出る言葉だけでも最低限抑えておきましょう。
もちろんお客様自身が知ってるに越したことはありませんが、わからないことはどんどん聞くようにしてください。
サーバー
サーバーは英語のServe(提供する・仕える)が由来で、Serverは提供する人・仕える人といった意味です。
では、何に仕えるのかというと私たちが普段使っているパソコンやスマートフォンです。
サーバーにはホームページのデータが置いてあります。
私たちがパソコンやスマートフォンでどこかのWebサイトを見る時、私たちのパソコンやスマートフォンはクライアントマシンとなります。
そのクライアントマシンはサーバーに「サイトが見たいからサイトのデータを送ってくれ」と依頼します。
その依頼を受けたサーバーがその要求に応え、サイトデータをクライアントマシンに提供してくれます。
サーバーはホームページのデータ置き場であり、そのデータを送ってくれる倉庫みたいなものです。
IPアドレス
IPアドレスとは0と1で作られた32桁の数字です。(IPv4)
これはサーバー(倉庫)の住所です。
インターネットに繋がれたマシンには全て固有のIPアドレスが付与されます。
(IPアドレスはグローバルIPとプライベートIPというものもありますがここでは割愛)
10010110010111111110001010001010
前述したように32桁の上記のような表記になりますが、これでは非常に機械的で分かりにくいです。
それを8桁区切りにしたものが下記です。
10010110,01011111,11100010,10001010
このように8桁区切りにしても、まだわからないので0と1で作られた2進数を普段私たちが使い慣れてる10進数で表記すると
150.95.226.138
このようになります。
この数字だけではなんのことかはさっぱり分かりませんが、最初の32桁に比べたらだいぶ短くなりましたね。
これが一般的に表記されるIPアドレスです。
例えるならば住所で言う所の緯度・経度になります。
このIPアドレスをブラウザのアドレスバーに打ってもホームページが見れます。
ドメイン
ただ、もっと覚えやすくしたいですよね。
IPアドレスを打ち込んでホームページが見れるのは分かっても、普段私たちがアドレスバーに打つのはhttpから始まるものですよね。
場所も緯度経度で言われてもどのへんか分かりにくいですよね。
できれば建物名とか、新潟県長岡市〜のような形で知りたいです。
そのためIPはドメインと紐付けることができます。
それが当サイトでいうkatharsis.infoとなります。
katharsis.info
が当サイトのドメインになります。
まとめ
サーバーは倉庫、IPアドレスとドメインは住所というような感じです。
ホームページは作ってもそのデータを自分のパソコンに保存してあるだけでは他の人は見れません。
サーバーを借りて、そこにデータを置き、ドメインを取得して、他の多くのみなさんが見れる状態にする必要があります。
ですのでホームページを新規に作るというときは制作料の他にサーバー代やドメイン代がかかるわけです。
他にもホームページ制作等でわからないことなどがありましたら気軽にお問い合わせください。
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