なぜあなたのサイトは利益を産まないのか

そもそも利益を生むためのツールとしてサイトを作ろうとしたのでしょうか。
もしかしたらデジタル看板、デジタルチラシの感覚で「今どき会社のサイトもないなんてなぁ」という気持ちで作られたのではないでしょうか。
もしくは制作して公開したら"何もしなくても"誰かが勝手に見てくれると思っていたのではないでしょうか。
でも、それではダメだったと今気づいてるでしょう。
ゴールやコースのランナーがどこを走ればいいのかわからないように目標が定められていないサイトは迷走するだけです。
むしろ、迷走することもなく、ただそこにひっそりと公開され存在しているだけです。
制作のディレクターは様々な提案をします。
クライアントのあなたは会社の方針としてそれはできない、とか、是非それやってみよう、と判断するでしょう。
しかし、そのようなやりとりはあったでしょうか。
あなたの要望に対して制作会社は、ただ一言「わかりました」と言っていませんでしたか。
もちろんクライアントの要望を形にするのは私たちの仕事です。
でも決して自分たちだけが稼げればいいとは思っていません。
お金を出して依頼してくださった以上、クライアント様には是非サイトの成果を実感して欲しいものです。
それが営業ともなるとさらに御用聞きに回ります。
このようなところに依頼してもお金を捨てるようなものです。

例えば10万円損する前提で考えましょう。
制作費が10万円のサイトを作りました。
効果はなく売上にも直結せず純利益は0円。
10万円の損失です。
次に100万円のサイトを作りました。
そこそこ効果はあったものの初年度の純利益は90万円。
10万円の損失です。
前者も後者も同じく10万円損をしています。
しかし翌年、どっちのサイトが多く売上をあげてくれるでしょうか。
これはもうお分かりですよね。
2年後、3年後、どのぐらいの差が両者にはつくことでしょう。

ただサイトにお金を費やせば費やすほどいいというものではありません。
もちろん企業には予算があります。出せる販促費があります。
1億円だしたから絶対に効果があるとは言い切れません。
30万円のサイトでも効果を出すことが可能です。
そのあたりは皆さんと制作会社が話し合って落とし所を見つければよいと思います。

またみなさんは制作後どんなことをしたでしょうか。
アクセス解析を見て、今月はこのぐらいの人がサイトを訪れた。
で、終わってませんでしょうか?
どのページを見た人が、どこから自分のサイトに来た人が、どんなキーワードで検索した人がサイト内をどのように動きまわり、どうやって購入まで至ったのか、また購入まで至ったプロセスで1番費用対効果がよかった対策は何だったのか、これがわかれば費用対効果が悪いコストを費用対効果が良いコストに回すことができます。
コストは変わらないけれども売上・利益は上がります。
資金力がある会社はとにかく広告を打ちまくればいいかもしれません。
しかしそれは無駄も多く、それをなくせばもっと社員に給与として還元できるかもしれません。
無駄を減らし効果を上げる、スキルと知識、そして経験をもった人間に頼るべきなのです。

これら企画・設計・運営ができるところに依頼しなかったこと、ローコストに走ってしまったこと、成果が出ない原因は様々ですがこれを機に意識を変えてWebを販促ツール・経営ツールとして活用していただければと思います。