情報漏洩とは
情報漏洩(Data Breach)とは、組織が保有する個人情報・機密情報・知的財産などが、不正アクセス・内部不正・誤操作・紛失などによって外部に流出する事態です。企業の信頼失墜・法的制裁・経済的損失をもたらす深刻なセキュリティ事故です。
情報漏洩の主な原因
①不正アクセス・サイバー攻撃(全体の50%以上)、②内部不正・従業員の不正行為、③誤操作・設定ミス(クラウドの公開設定ミスなど)、④媒体の紛失・盗難(USBメモリ・ノートPC)、⑤委託先・サプライチェーン経由の漏洩が主な原因です。
個人情報保護法・GDPRとの関係
日本の個人情報保護法では、1,000件以上の個人データ漏洩や要配慮個人情報の漏洩が発生した場合、個人情報保護委員会への報告と本人への通知が義務付けられています。EUのGDPRでは72時間以内の報告義務があります。
情報漏洩発生時の対応
①被害拡大の防止(システム遮断・アクセス制限)、②証拠の保全、③漏洩範囲の特定・影響調査、④規制当局への報告、⑤被害者への通知・謝罪、⑥再発防止策の実施が基本的な対応手順です。