サイバーレジリエンスとは
サイバーレジリエンス(Cyber Resilience)とは、サイバー攻撃やセキュリティ事故が発生することを前提に、被害を最小限に抑えつつ迅速に業務を継続・復旧する組織の能力です。「防ぐ」だけでなく「持ちこたえて回復する」能力を重視します。
サイバーセキュリティとの違い
サイバーセキュリティは攻撃を防ぐことに重点を置きます。サイバーレジリエンスは「攻撃は必ず成功する」という前提で、攻撃後の影響を最小化・迅速復旧・継続的改善も含めた概念です。BCM(事業継続管理)とセキュリティを統合した考え方です。
サイバーレジリエンスの4要素
防護:攻撃を防ぐセキュリティ対策。適応:新しい脅威に対応する能力の継続的向上。対応:インシデント発生時の迅速な対処。回復:事業への影響を最小化して正常状態に戻す能力。
BCP(事業継続計画)との関係
サイバー攻撃によるシステム停止を想定したBCP(Business Continuity Plan)の策定・訓練が重要です。「ランサムウェアで全システムが停止した場合、いつまでにどのシステムから復旧するか」という具体的なシナリオでの訓練が実効性を高めます。