ゼロトラストとは
ゼロトラスト(Zero Trust)とは、「社内ネットワークだから安全」という従来の境界型セキュリティの前提を捨て、すべてのユーザー・デバイス・通信を「信頼しない」ことを原則にするセキュリティモデルです。「Never Trust, Always Verify(決して信頼せず、常に検証せよ)」が基本理念です。
境界型セキュリティの限界
従来は社内ネットワークに入れば安全という「境界型防御」が主流でした。しかしクラウドサービスの普及・リモートワークの拡大・内部不正の増加により、「社内=安全」という前提が成り立たなくなっています。
ゼロトラストの実装要素
①多要素認証(MFA)の徹底、②最小権限の原則(必要最低限のアクセス権のみ付与)、③マイクロセグメンテーション(ネットワークを細かく分割)、④継続的な検証・監視(一度認証したら終わりではない)、⑤デバイスの健全性確認が主要要素です。
国内外の動向
米国政府はゼロトラストへの移行を義務化しており、日本でも経産省・総務省がゼロトラストの導入を推奨しています。SaaS利用・リモートワークが普及した現代のIT環境に最適なセキュリティモデルです。