ソーシャルエンジニアリングとは
ソーシャルエンジニアリング(Social Engineering)とは、人間の心理的な弱点・信頼・不注意を悪用して、パスワードや機密情報を聞き出したり、不正なアクセスを可能にさせる攻撃手法です。技術的な脆弱性ではなく「人」を標的にします。
ソーシャルエンジニアリングの手口
なりすまし:IT担当者・上司・取引先を装って情報を引き出す。プリテキスティング:作り話の状況を設定して情報を聞き出す。テールゲーティング:IDカードを持った人物の後について立ち入り禁止区域に侵入する。ベイティング:マルウェア入りUSBを落として拾わせる。
技術的対策の限界
どれだけ高度なファイアウォールを設置しても、社員が電話で「システム担当の〇〇ですが、パスワードを確認させてください」と言われてパスワードを教えてしまえば無意味です。
対策方法
①定期的なセキュリティ教育・訓練(フィッシング訓練メール等)、②本人確認手順の徹底(電話でのパスワード確認は絶対禁止のルール化)、③情報の「知る必要がある人だけが知る」原則の徹底が重要です。