用語解説

サーバーとドメイン(IT用語解説 Vol.2)

ホームページを世界中の人に見てもらうには、サーバーとドメインが必要になります。
今回はサーバーとドメインについて解説します。

サーバーとは

サーバーとは簡単に説明するとホームページのデータ(ファイル等)が保存されるパソコンで、ネットワークに繋がれているものです。
ホームページを見るときはサーバーにアクセスし、そこに保存されているホームページのデータにアクセスすることになります。
もう少しだけ詳しく説明すると、私たちはパソコンやスマートフォンでホームページを見るときにブラウザ(ChromeとかsafariとかEdgeなど)を使うわけですが、その時にサーバーに対して「ここのホームページが見たいのでデータを送ってください」とリクエストします。そのリクエストに対し、サーバーはホームページのデータ一式を私たちのパソコンやスマートフォンに送ってくれます。それらデータ一式を私たちはダウンロードし、ブラウザにより閲覧しています。
ホームページを世界中の人に見てもらうには、このようなデータの提供をしてくれるネットワーク上の保存場所が必要になります。

ドメインとは

ドメインとは上記サーバー(ホームページ保管場所)の住所に当たるものです。
当事務所のホームページでいう「katharsis.info」がドメインになります。
他にも「google.com」や「yahoo.co.jp」などもドメインです。
ドメインがあることによって、閲覧したいホームページが特定できます。
もう少しだけ詳しく説明すると、本来、ドメインを取得しなくても、ホームページの閲覧はできることもあります。
というのもネットワークに接続されている端末にはそれぞれ異なる個別のIPアドレスが付与されるからです。
例えば、当事務所のホームページだと「157.7.44.184」がIPアドレスです。
このIPアドレスは人間にとって分かりやすくしたものであり、本来与えられたものは「10011101000001110010110010111000」です。
ただ、これでは長く、覚えにくいです。
住所でいえば、緯度経度で「37.4464088,138.8512431」と伝えているようなものです。
しかし、これだと読みにくいので、8桁ごとに区切り、「10011101.00000111.00101100.10111000」とし、それをさらに私たちに身近な10進数に直し、「157.7.44.184」としています。
ただ、これでは覚えにくいです。
住所で言えば、「新潟県長岡市大手通1丁目4-10」みたいな羅列です。
そこで「アオーレ長岡」と名称で分かるような意味を持った単語のドメインが必要になってきます。

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